ハリー・ウィンストンのPt950ダイヤリングを
サイズ直ししました。
あなたのジュエリーのお悩みを解決します。
まずはハリーウィンストンとは何ぞや?という疑問に応えていきます。
先に簡単に説明すると1932年にNYに誕生した宝飾店で、設立後はKing of Diamonds(ダイヤモンドの王)と呼ばれておりました。
もちろん現在でもダイヤモンド=ハリーウィンストンというイメージがあるように、その“ダイヤモンドの王”という言葉は根付いております。
ダイヤモンドの王と呼ばれるくらいなので、とにかくダイヤモンドのアイテムが多いのが特徴ではあるのですが、それだけでなく、ダイヤモンドの質がかなり良いというのも特徴の一つです。
質が良いダイヤモンドを使用しているということもあり、価格は宝飾商業界の中ではかなり高い方ではあるのですが、セレブはもちろん一般の人にも愛されているブランドです。
さて、ざっくりとどのようなブランドなのか分かったところで、歴史について掘り下げていきましょう。
先ずは設立前からスタートします。
ハリーウィンストンの歴史は1896年3月1日から始まります。
設立者ハリーウィンストン(Harry Winston)が誕生です。
宝飾商である父親のジェイコブ・ウィンストンの元に生まれました。
ハリーウィンストンは小さいときから父親の仕事を手伝い査定眼養っておりました。
その査定眼に対する逸話があり、ハリーウィンストン12歳のときに質屋で2カラットのエメラルドが25セントで売られているところを発見し、本物であることを確認した上で購入。その2日後には800ドルでそのエメラルドを売却しました。
当時は1ドル2円程度でしたので、現代の価値に直すと、エメラルドを2,000円程度で購入し、570万円で販売したようなイメージです。
僅か12歳にしてビジネスとしての才能もあり、査定士としても開花していたようです。
ビジネスとしては1920年、彼が24歳の時に始まります。
ハリーウィンストンという名前ではなく、プレミアムダイヤモンド社を設立、宝石店をオープンします。
第一次世界大戦が終戦した僅か2年後ヨーロッパの貴族が資金集めのために持っていた高価な宝飾品がオークションに売り出されました。
その出品されたジュエリーをハリーウィンストンが購入し、当時の流行りであるモダンでシンプルなデザインにリメイクして販売します。
このビジネスが大当たりし、多くのセレブがプレミアムダイヤモンド社のジュエリーを着用しておりました。
その結果、上流階級に対しての知名度が圧倒的に高くなり、その階級の人に向けた宝飾品を取り扱うお店として成長しました。
現代でも価格帯がかなり高価なのは昔からの流れもあるみたいですね。
その後1932年にプレミアムダイヤモンド社を閉鎖して自身の名前であり、ブランド名でもあるハリーウィンストンをニューヨーク5番街に設立します。
リメイクだけでなく、自身のブランドとしてデザインしたアイテムを販売して数々のセレブを魅了します。
ハリーウィンストンのデザインは宝石と宝石の間の細いワイヤーを使用。
宝石の留め金の仕様を最小限に抑えて“宝石”だけが散りばめてあるようなデザインが特徴でウィンストンスタイルと呼ばれておりました。
このデザインは宝石の美しさを最大限に引き出され、ハリーウィンストンを代表する作品となりました。
出典:wiki
ブランドジュエリーと言いますと
カルティエ、ティファニー、グッチ、ダミアーニ、ブルガリ、シャネル、エルメスなどが有名どころです。
ブランドジュエリーは高価ですけれど、それぞれの良さがあります。
石がきれい、作り方にこだわっている、素材にこだわっている(純度が高い)
稜線がシャープ(角がとんがっている)デザインが変わっている、動きがある、などそれぞれの独自性のあるものばかりです。
この個性的で独自性があるのでセレブ達にも人気があり、多くの女性から支持されているのでしょうね。
しかし、この独自性がゆえに修理がしにくかったりもします。
ジュエリーは修理、調整できなくてはいけません。体調によって指のサイズも変わりますし使えば痛みます。
それなのにブランドジュエリーは、販売店でも「修理できない」と言われる場合もあるようです。
気に入ったジュエリーが着けられないのは本当に悲しいことですし、結婚指輪だったら本当に困りますよね。
どうして修理できないと言ってしまうのかと言いますと、(技術的に無理なものは除く)
どんな加工方法で修理をしてどこに何ミリ地金を足して修理するのでどこがどのように変わってしまうのかを「説明できない。」
そして、修理したとして「説明なしに」修理してしまってデザインの間隔が広がってしまったなど
事前に説明しておけば納得していただける修理でもクレームとなりそれだったら修理を受けないようにしようということになってるのかな?とおもいます。
お客様からお預かりした指輪・ペンダント・ネックレス等は、大切なお相手から贈られた記念や、親・祖母から代々受け継いだ、大切なジュエリーとして受け止めております。
宝石というものは永遠の価値のあるものです。買われたときの価値もさることながら、その宝石と過ごした時間が長ければ長いほど価値が増していくようです。
「修理・加工・手入れ・リフォームさせていただくことは、当たり前のことである」と教えられました。
他のお店で買われた物でも外国で買われた物でも、一生懸命努力します。出来なかったらごめんなさい。
じゅえりーいはらでは、他店でお買い求めのジュエリーの修理でも、洗浄を基本としたあらゆる検査を行います。
徹底した洗浄が修理のリスクを低減させるのです。
多少加工を施せば良い状態になる箇所を発見した場合、サービスで加工を施します。
まずお客様のお悩みをお聞かせください。お悩みの解決方法、お見積もりをご提案します。
お見積もり内容をご確認いただき、問題なければ正式なご発注となります。 お預り証を発行いたしますので、控えとしてお持ちください。 お支払いは、ご発注時でも納品時でも、いずれでも結構です。
お預かりしたジュエリーを、熟練職人が修理加工します。通常の納期の目安は、1週間~2週間となります。
修理加工が出来上がりましたら、当店よりご連絡いたします。 ご都合のよろしい日にお預り証をお持ちいただき、ご来店ください。 現金・カードクレジットでお支払いいただけます。 (遠方の方は宅急便の代金引換も対応できます)
小傷が入ってしまったなどの場合、磨きをかけます。サイズが合わなくなったなどの場合もご相談ください。
ハリーウィンストンのK18YGダイヤプチネックレスのチェーンを通しました。
ネックレス修理ハリーウィンストンのPt950ダイヤリングを10号から12号へ2号サイズアップ
Pt950ダイヤハリーウィンストンフルエタニティリングサイズ直しをさせていただきました。
ハリーウィンストンといえばキングオブダイヤモンドの称号を持つ超一流ブランド。ダイヤモンドもきれいなダイヤモンドが入っています。ダイヤモンド商で2.5ミリのVSクラスのダイヤを合わせてもらいました。
10号を12号へ。フルエタニティなので完全にサイズを合わせられません。もともと24石でしたが1石足して25石へ。
日本国内のジュエリーメーカーは必ずダイヤのカラット数が刻印されていますが、海外ブランドはこのようなダイヤリングは刻印されていない場合が多いです。ティファニーもカルティエも刻印されていません。
サイズ直し後、お客さまから「どこでサイズ直したか教えてほしい」と連絡がありました。嬉しい連絡でございます。ありがとうございます。
あなたのジュエリーのお悩みを解決します。
ハリーウィンストンのPt950ダイヤリングを12.5号から14.5号へ2号サイズアップ
ハリーウィンストンPt950ダイヤフルエタニティリングのサイズ直しをさせていただきました。10.5号の指輪を14.5号にサイズ直し。1周24石のダイヤを2石足して26石にしてサイズを合わせました。
正直、いつもこのような仕事はビビりながらやってます。フルエタニティのみならず、普通のサイズ直しでさえ、他の職人たちはあまりやりたがりません。日本人はいつからこんなにリスクを恐れるようになったのでしょうか?いつも思うのは、完璧なのはなにもしないこと。
ジュエリーでお悩みのお客さまのお役に立てるよう心がけ仕事をしています。新しいものを買うと完璧だけれどもそれももったいない。自分たちレベルでは9割だけれども着けられないよりかはいいか、と考えて仕事をしています。
このような仕事を受けるときは、実物を拝見して、お客さまの要望をお伺いしてから、「こうしてああして仕事します」ときちんと説明して仕事をします。
完璧を目指すけれども、なかなか完璧とは行きませんが、なんとかお客さまにはご満足いただいているようで、ありがたいです。
あなたのジュエリーのお悩みを解決します。
ハリーウィンストンのPt950ダイヤリングを9号から10.5号へ1.5号サイズアップ
指輪サイズ直しハリーウィンストンの、Pt950ハートシェイプフルエタニティリングのサイズ直しさせていただきました。キング・オブ・ダイヤモンドと言われるハリーウィンストンのリングをサイズアップさせていただきました。詳細は伏せますが、ショップでも「サイズ直し出来ない」ということだったそうです。
「出来るとすればこういう方法があります」と提案させていただきましたところ、任せてくださいました。初めて修理させていただきましたが、今までの経験で、あの工法とこの工法を組み合わせれば、リスクが比較的少なくサイズ直しができる見通しが立ちました。
チャレンジさせて頂く機会に恵まれ、今までの細かなチャレンジの積み重ねの上、なんとかうまくサイズ直しさせていただきました。この指輪をハリーウィンストンに持ち込まれても、サイズ直しをしたことはわからないのではと思います。
あなたのジュエリーのお悩みを解決します。
ハリーウィンストンPt950ダイヤリングの新品仕上げ・クリーニング
新品仕上げ・クリーニングPt950ハリーウィンストンダイヤリングをサイズ直しさせていただきました。ハリーウィンストンと言えば、名だたるブランドの中でも「キングオブダイヤモンド」と呼ばれるトップブランドでしょう。
着けられないことはないけれど、指がぷにっとなるのが気になるとのことで、サイズ直しさせていただきました。ほかのお店ではできなかったご様子でございました。
キングオブダイヤモンドと言われればビビります。何かあったらどうしようと思いますが、作りはしっかりしている。超一流ブランドでダイヤも材料も超一流です。あと、手間ヒマのかかり方が違います。しかし、するのは「サイズ直し」、材料は同じ。要するに、ゆっくり、丁寧に丁寧に、じっくり時間をかけて、ホントに丁寧にすればいいのです。
お客さまはきれいにできるか心配のご様子でしたので、加工上がりのカルティエの指輪を見ていただきまして、安心してご依頼いだたけました。
あなたのジュエリーのお悩みを解決します。
「キング・オブ・ダイヤモンド」「スターたちのジュエラー」と言われるハリーウィンストンさまのPt950ダイヤリングをサイズ直しをさせていただきました。
初めに持った質感からして「重っ」と感じるジュエリーメレダイヤの配石、石留ひとつにしても手間かかって作られています。お代をいただきながら勉強させていただけるなんて幸せなことなんでしょう!と思いつつ仕事をさせていただきました。
いやー。本当にすばらしいジュエリーでございました。ありがとうございます。
超高級ブランドハリーウィンストン様の指輪を修理させていただきました。
まず、幸せすぎて指輪が抜けなくなったとのことでリング切断させていただきました。修理しやすいように慎重に。ダイヤが外れましたが、想定内です。
1センチほど地金を足してサイズ直ししてダイヤ石留めして修理させていただきました。お正月指輪が抜けなくなったらご相談くださいね。