No8860 大阪府大阪市都島区 K・Tさま
いつもDMありがとうございます。母のかたみのダイヤリングを素敵なシンプルダイヤリングにして頂いたので、大活躍しています♪
代金は眠っていたネックレスやリングでほとんどまかなえたし! またいつかお願いしますネ!
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まず、価値あるジュエリーの見分け方でございます。 ゴールド(金)、プラチナの見分け方です。
18金、プラチナは貴金属です。
貴金属というものはそれだけ貴いもの、価値のあるものです。
なので、99.999%必ずどこかに刻印があるものです。
たとえるなら、ベンツのマークのないベンツは無い!
18金、プラチナなら必ず刻印が押されています。
経験的に、日本製の刻印は99.9%本物です。
偽物である確率は、「ベンツのマークが付けられたトヨタ車」と同じくらいだと思います。
何を比べるのかというと、見た目や光、大事なのが重量感。
持った感じがおかしいなと思ったら、比重を計ってみる。
(比重の計り方はコチラ)
同じ大きさのものなら、鉄が7.8gなら18金だと15.5gになり、
プラチナなら、19.8gです。
手に取って重いと思ったら、価値がある可能性が高いのです。
本物のダイヤモンドであれば、カラット数の刻印があるものです。
それと、丸いダイヤモンド(ラウンドブリリアンカット)であれば
比重が分かっていますので、大きさ重さの関係が成り立ちます。(およそ5%の誤差があります)
0.1ctであれば3.0mm 0.3ct=4.3mm
0.5ct=5.2mm 0.7ct=5.8mm 1.0ct=6.5mm
直径と重さの関係が成り立てば、本物の可能性が高いでしょう。
拡大して、ダイヤモンドの稜線を観察する。
カットとカットの境目の稜線が、シャープであれば本物の可能性が高く、
稜線が甘いと偽物の可能性が高い。
パールネックレスも、多くの方がお持ちですね。
偽物のパール(人工真珠)は、どれも合成真珠箔という一種の塗料を使って、
見かけを本物に似せています。
真珠の見分け方は、顕微鏡で100倍くらいに拡大すれば、すぐ分かります。
本物は表面に指紋のような模様が見られますが、偽物は平坦です。
こすった時にざらざらしてひっかかりを感じたら本物の真珠、つるつるしたら偽物です。
と、いいますのも、本物の真珠の成分のひとつに、炭酸カルシウムというものがあります。
身近な炭酸カルシウムだと卵のカラです。
卵のカラの表面はざらざらしていますよね。
そういうことなのです。
孔口を見てみると、崩れがあるのが人工(偽物)、きれいなのが本物です。
この崩れは、人工真珠の製法上から生じるものです。
色石の見分け方のひとつとして、石の裏を見てくぼんでいたら偽物です。
宝石は何千万年、何億年と途方もない時間をかけて自然が作り出すもので、
そのような石をカットしてもくぼむようなことはありません。
石の裏がくぼむのは、人工的に熱いものを型に流し込み、冷える時に生じるものです。
板チョコの裏がくぼんでいるのと同じです。
これも、石を見分ける目の付け所の一つです。
このところお母さま、お祖母さまから受け継がれたジュエリーの、お直し、リフォームを多くさせていただいております。
お客さまは「何の宝石かわからない。価値あるものかどうかわからない。価値はないかもしれないけれど、故人が使っていた思い出が詰まっているのでなんとか使えるようにしたい」
など、切実なお悩みをおもちのようです。
お直しやリフォームなどをするかしないかは置いといて、お気軽にご相談ください。
思い出のジュエリーが、いつ頃どのように作られて、当時の時代背景はどのような雰囲気で、何の宝石なのか、貴金属か否か。
貴金属であれば比重を測定し、18金なのか14金なのか、宝石であれば、分光計や屈折計を用いて、などなど、あるていどの簡易鑑別のお役に立てるかもしれません。
どうぞお気軽にご来店くださいませ。