大公開!!驚愕の事実
『フルオーダージュエリーのできるまで』
こんにちわ。じゅえりーいはらジュエリーの井原一成です。
謎のベールに包まれたオーダーメイドジュエリー
いったいどうゆう風に作っていくんだろう?不思議ですよね。
そんなあなたの好きなデザインができて、なおかつボリューム的に
出来上がってるものだったら目に見えてわかりやすいんだけどこれから作っていくから
最初は形がありませんよね。
不安ですよね。そんな不安をお客様と井原一成が
じっくり話し合って少しずつ形づくっていく夢の競演!!
それがオーダーメイドジュエリーなのです。
No14927 京都府相楽郡精華町 K・Nさま
しみじみと形見の指輪をつけてみる
亡父によく似た私の手
両親との思い出を大切にしたいと思います
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今回ご注文いただいたのは結婚式を控えられたM様のご注文でした。
M様が飼っておられるオカメインコちゃんを指輪にしたいとのご注文です。
仮に「ピーちゃん」と名づけます。このピーちゃんいったいどういう風に指輪に変身するのでしょうか?
ピーちゃんをM様がこんな雰囲気にしたいと、イラストを描いてくれました。
普通は私とお客様があ~でもないこ~でもないといいながら
描いていくのですがすごくうまい!!ホント助かりました。
WAXパターンを石膏に埋めてオーブン(焼却炉)で焼きます。
するとWAXだけが溶けたり燃えたりして石膏の中にWAXパターンの形をした空洞ができます。
そこに溶かした金やプラチナを流し込むのです。
なんか、言葉で書くとすごく簡単に見えますネ。
金が固まったの見計らって石膏をはがしていくと指輪が出現します。
ピーちゃんの場合は頭と胴を違う素材で作るので
切り取ってから別々に鋳造しました。
次は上のイラストのピーちゃんを立体的に作っていけるものとして
設計図《デザイン画》を描いていきます。
これは上から見たらかっこいいんだけど
実際作ったり、してみたら使いにくくってしょうがない
なんてことをふせぐ意味合いもあるんです。
ピーちゃんの場合はデザインがちょっぴり込み入っているので4パターン描きました。
このデザイン画をM様に見ていただきまして左上のデザインに決定しました。
そのデザインをWAXパターンといってロウソクのロウのようなものを
使って鋳造するときの原型を作っていきます
鋳造して粗仕上げをしただけの状態のピーちゃんです。
見ての通りまだ美しくありませんね。
首の辺りにちょろっとついているのが湯口といってこっから金を流し込んだのです。
湯口をキレイに整えて首と胴をロー付けしてくっつけて
これからキレイにしていきます。
いわばジュエリーに命を吹き込んでいくのです。
職人の腕のみせどころなのです。
ロー付けして磨きあげました!だんだん形になってきた!カワイくなってきました!!!
ピーちゃんらしくなってきましたね~!しかしこのままでは画竜点睛を欠く!!ってモンです。
目に青葉、山ホトトギス、初鰹。
じゃなくって、目にオニキス、ほっぺにルビー、口ばしにダイヤモンド!!
を留めてピーちゃんに命が吹き込まれる瞬間です。
な~んて簡単に書いてるけど、石を探したり石留めしたりってたいへんなのですよ!
目に入れたオニキスなんてこの大きさのサイズがなかったので
目の大きさに合わせて特別に削って作ったのですから。
ふうっ!製作日数60日これは大仕事でした。
No14927 京都府相楽郡精華町 K・Nさま
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