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遠い国から来たマリッジリングセットリング製作物語

遠い国から来たマリッジリングと

セットリングをオーダーメイド製作物語

あなたの想いを言葉を形にします

じゅえりーいはらのクラフトマン井原一成です。

マリッジリングは数々作らしていただいてるのですが、
心温まる指輪のお話(実話)をお話したいと思います。

工房のスグご近所にお住まいのM様、このたびご結婚されることになりました。
奥様が留学中に知り合われた旦那様は、生まれは英国、国籍はスイスの、
ボクもたじろいでしまうくらいの美男子です。
旦那様の家に代々伝わる、おばあ様のダイヤリングを奥様に贈られました
18金英国の職人さんが作られたのでしょう。
ダイヤモンドはローズカットでした。
おそらくアンティークになるでしょうね。

セットリング

デザイン

デザイン画1
デザイン1
デザイン画2
デザイン2

この指輪にセットでつける、ずっと記念になる指輪をご注文いただきました。
国際色豊かなお二人、「どんなデザインにしようか」と、3人で話し合いました。
国の花を彫ったセットリングにしようか?(デザイン①)

それとも、奥様の誕生石トパーズを敷き詰めたデザインにしようか?(デザイン②)
と、ドンドン発想がふくらみます。

「トパーズで作ろう!!」ということで話がまとまってきました。
でね、トパーズって言う石は、大きいとよく輝くのですが、
小さいのはね、つけてるうちにやっぱり汚れてしまうんですよ。
そうすると、ダイヤモンドとかサファイヤとかと比べると、
石の力が比較的弱い(輝きが負けるって言う意味ね)。
石を留めるときには「彫り留め」という技法を使って彫るんですが、
トパーズは硬度が低いので、留める時に割れやすい。
またいろいろと話し合って、トパーズと似た色の
オレンジサファイアで作ることにしました。

今回は製作中の写真を撮るのを忘れていたので
いきなり出来上がり~~!!

セットリング セットリング
セットリングを作るにあたっては
メインのダイヤリングを預からなくてはいけません。
メインのリングのカーブに合わせてセットリングを作るのは
モチロンのこと、
お預かりしたダイヤリングは日本製ではないので、
特別な配合で色を合わせて作りました。