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イルカのアメシストペンダント製作物語

フルオーダージュエリーが出来るまで

いるか君アメシストペンダント製作物語

あなたの想いを言葉を形にします
オカメインコのピーちゃんリングのような雰囲気で、
イルカのペンダントを作ってほしいとのご依頼でした。

まずデザインしていきます

イルカ イルカ
どのような雰囲気で作るのか絵を選んでいただき、
それをもとにデザイン画を作成します。

こちらがデザイン画

イルカのデザイン画
デザイン画をもとに 私を始め総勢6人の職人の手を経て、
ひとつのペンダントを作りあげるのです。
デザイン画からイルカペンダントの原型を作っていくWAX職人。
絵に忠実にしかも立体的に可愛く作るにはセンスが必要です。
そして、このデザインが・・・。

こんな原型になります

イルカの原型 イルカの原型 イルカの原型
イルカがかかえるアメシストのボール。
既製品では、質が良く美しい片穴のアメシストルースは、
いくら探してもありませんでした。
そこでオーダーメイド品のために、最高品質のアメシストを特別に1個だけ
山梨の宝石研磨職人に削ってもらうことにしました。

鋳造したてのイルカペンダント。美しく仕上げるために2つに分割して鋳造します。

イルカの鋳込み後 イルカの鋳込み後
同じ頃、WAX職人が作ったイルカの原型を、堺の鋳造職人の手によってプラチナで鋳込みます。
この職人さんの鋳造技術は日本トップクラスの技術で、比重計算よりも重く仕上がります。
重く仕上がるということは、気泡や不純物がなく、磨き上げると本当になめらか地肌に仕上がるのです。

最終工程

鋳込み上がったイルカ 鋳込み上がったイルカ
鋳込み上がったイルカくんを、僕たち錺職人が組み立て、磨き上げ、
ペンダント金具を取り付けます。
ほぼ出来上がったイルカ君に命を吹き込むのが、石留め職人さん。
ジュエリー最終工程の石留めは、仕上がりを左右する大切な工程です。

石留め職人は、一人前になるのに10年かかると言われてます。
イルカの目にダイヤモンドを留めてもらって、アメシストを抱えさせてもらいます。
このようにして、小さなイルカペンダントなのですが、
何人もの職人たちによって、まごころ込めて作られていくのです。
制作期間約2ケ月の、プラチナアメシストイルカ君ペンダントなのでした。