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オーダーメイドサンゴリング製作物語

オーダーメイドサンゴリング製作物語

母から受け継いだ帯留めで作る
サンゴのバラの指輪

あなたの想いを言葉を形にします

リフォームで大成功したお客様の声

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No27998 大阪府八尾市 K・Oさま
子育て中にいつの間にか入らなくなった指輪のサイズ直し、母にもらった指輪のリフォーム…お世話になりありがとうございました。今や、ストレスフリーです。
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若いころお母様から譲り受けたサンゴの帯留。
ずっと長い間、タンスの中で眠ったままでした。
いつか使えるようにしたいと思いながらも、すっかり忘れてしまってました。
ある日、引き出しを片付けていると、サンゴの帯留に目が止まりました。
私ももう70歳。生きているうちにこのサンゴを指輪にして着けて出かけたい。
という思いをお話してくださいました。
巾の広いサンゴです。このサンゴをどういう風に指輪にしようか? 
最初はとても悩みました。

サンゴの上下に真珠をあしらうと
サンゴの優しさが一層引き立つので
真珠を入れることにしました。

巾の広いサンゴで、なおかつ使い易い指輪にしようと思います。
サンゴの形に合わせて、指輪の形をWAXで作ります。
WAXというのは、ろうそくのろうと同じような素材で
とても作りやすく修正もしやすい。
金属をいきなり削るのとは違って、とても自由なデザインで作れるのです。
金属から直接削り出す方法ではなくて、
WAXという宝石加工用の「蝋」で龍を彫っていきます。
というのは、WAXは柔らかく加工しやすいし、修正も思いのままなのです。
だんだん指輪っぽくなりましたね。

このWAXからどういう風に指輪にするかというと
WAXを石膏の中に埋めて、オーブンで焼きます。
焼いて温度が上がると、石膏の中のWAXは溶けて無くなって、
指輪の形をした穴が出来ます。
そこに溶かした金属を流し込むのです。
そうして指輪を作っていくのです。

指輪が出来上がりました

サンゴと真珠の優しいイメージが調和し、
とてもいい雰囲気が出ています。
サンゴの花びらをリングの造形にも取り入れ、
全体が調和した雰囲気に仕上がりました。
お客様には、とても喜んでいただきました。