29802K24純金甲丸指輪サイズ直し

8月28日㈪おはようございます。井原一成です。「今朝のおはようリフォーム」

K24純金甲丸指輪サイズ直しをさせていただきました。お祖父さまからの指輪を受け継ぐお手伝いをさせていただきました。K24というのは純金のこと。(18金は24分の18で金の含有量が75%のこと)山吹色とはよく言ったものでとてもきれいな濃い金色です。18金などの一般的なジュエリーを接合するにはロウ付けと言って少し融点の低い(金の含有量の低い)金属を接合部分の隙間に流し込んで接合するのが一般的です。ところが純金では純金どうして溶かして接合するので色が変わりません。今風にわかりやすく言えば、酸素バーナーを用いたレーザー溶接です。(わかりやすくないか?)ともかく母材と同じ金属を溶かして接合するので難易度が高いのです。我々世代以後の職人さんはこのような仕事する人はいなくなるかな、なんて思いながら仕事するくらい60年ほど前の古い技術です。ジュエリーが量産されるようになって廃れた技術です。最後に指輪に磨き上げた鉄の棒でこすって光沢を出し、修理完了しました。あなたのジュエリーのお悩みを解決します。純金の指輪の修理→https://j-ihara.jp/new_site/pure-gold_jewelry_repair.html