2月25日㈯おはようございます。井原一成です。「今朝のおはようリフォーム」

品位刻印のないK14ダイヤリングをサイズ直しをさせていただきました。国内在住の海外のお客さまで指輪のサイズ直しをしたいとのことでご来店いただきました。拝見したところ、石は品質の良いダイヤ、ダイヤのカラット数も何金かの品位の刻印もありませんでした。刻印がなけれが何金かわからないのでサイズ直しできません。お伺いしたところオランダで買い求めたものだそうです。こんなときどうやって18金か14金か10金か、はたして金ではないのかと調べるのかというと、精密はかりで調べます。約0.01ｇまで計れる秤で調べます。重さは2.36ｇでした。そして体積を調べます。体積はアルキメデスの原理と言いまして、こうして調べます。秤に紙コップに水を入れてリセットする。すると0.00ｇですね。そこに糸で吊るした指輪をコップに触れることなく水に完全に漬けます。すると数値は0.18を指します。それが指輪の体積です。重量割る体積を求めると比重が算出されます。2.36ｇ÷0.18ｃｃ＝13.1　比重13.1というのは14金です。達人たちはこのように身近な道具で眼の前の金をなに金かを調べるのです。近日中にユーチューブでもこの動画をアップしますのでどうぞご覧くださいね。あなたのジュエリーのお悩みを解決します。指輪サイズ直し→https://j-ihara.jp/rinngusaizunaosi-.htm