28284K18ヴァンクリーフアーペルアルハンブラリング変形直し
2022年11月14日
11月14日㈪おはようございます。井原一成です。「今朝のおはようリフォーム」
18金オニキスヴァンクリーフアーペルオニキスアルハンブラリング変形直しをさせていただきました。ジュエリーブランドの最高峰とも言えるヴァンクリーフアーペルデザイン、作り、精度、非の打ち所がない指輪でございます。しかし、物のはずみとは怖いもので、指輪が真っすぐでなければならないところが、クニャと曲がってしまったそうです。貴金属というのは生身につけるものなので、柔らかい。何かあったとき、仮に指輪が抜けなっくなったときにも容易に切ることが出来ます。金自体は曲げてもとに戻すことは容易なのですがこの指輪が「怖い」のはオニキスが入っていること。オニキスは瑪瑙のような宝石で簡単に、割れたり、欠けたりするのです。このアルハンブラの形、丸と丸の重なったところのくぼみからピシッと簡単に割れそうにも見えます。おまけにこのオニキスはとても精密にカットされています。国内でカットしてもここまで精密にカットできないのではないかなと思います。たぶん、仮に割れてしまった場合、同じようなカットされたオニキスを用意するのはむつかしいと思います。そのことをお客さまに伝え、割れても、復元も保証もできないですと説明したうえで、慎重にお直しさせていただきました。なんとか運よく割れずにお直しすることができました。あなたのジュエリーのお悩みを解決します。ヴァンクリーフアーペルジュエリー修理→https://j-ihara.jp/newpage213.htm
