32059Ptダイヤリング石留修理

11月24日㈰おはようございます。井原一成です。「今朝のおはようリフォーム」

Ptダイヤリング石留修理をさせていただきました。四角い大きなプリンセスカットのダイヤモンドが緩んでカタカタしていました。近所の宝石屋さんで洗ってもらうときに見てもらったら、ダイヤ動いてると言われた。うちでは直せないと言われた。とのことでご来店いただきました。ダイヤモンドというのはこの世で一番硬いと言われていますが、思いのほか簡単に欠けてしまいます。四隅のとんがったところいとも簡単に欠けてしまします。指輪を拝見したところ、石座に筋交いはなく根本も固定されておらず、石座直下のキューレット付近の薄い固定点は破断していました。石を留めた職人さんが手を抜いたわけではなく、「石留めを職人さんに依頼した方が、何とか無理に、費用もかけず、時間もかけず、留めてくださいと言ったのではないかと思います。」表面的にはきれいに留まっていますが、緩むのもしかたがない留め方でした。デザインはお客さまお気に入りでしたので、このままのデザインで何とか留める方法を施しました。まず、キューレット直下の固定点を補強し、右側のリング付け根付近を固定しました。そして石座の下に梁で補強しました。補強を施してから、ダイヤの四隅に触れないようにそっと石留めしました。リングが動くことで石が緩んでいたのをリング各部を補強して石が緩まないようにしましたが、年に一度くらいは点検した方がいいでしょうね。あなたのジュエリーのお悩みを解決します。ダイヤ石留→https://j-ihara.jp/new_site/drop-daia_keep-repair.html