31191K18サンゴリング石合わせリカット石留修理
2024年6月11日
6月11日㈫おはようございます。井原一成です。「今朝のおはようリフォーム」
K18サンゴリングの石合わせリカット石留修理をさせていただきました。おおよそ30年前ジュエリー業界全盛期の頃に作られた手の込んだ、金を贅沢に使った指輪です。当時の職人たちはいいものを作るためにまじめに取り組んでいたのがよくわかる指輪です。ハート型のサンゴが割れてしまったとのことでした。このようなサンゴが売られているわけでもなく、特別に石削り職人にこの指輪のハート型に合わせて削ってもらいました。このサンゴでしたらまだリスクは低いですがお客さまの預かりもので石をリカットするということは、削るってことはとてもリスクの高い仕事です。宝石というのは極端なたとえをすれば道端の石を削るような作業で、不意に割れることがあるのです。精製された製品化された工業製品と違い、何が起こるかわからないのです。取り替え品もない。お客さまの石を削るということは何が起こるかわからない。申し訳ないのですが、まったく存じ上げないお客さまから、何が起こるかわからない仕事を受けて、何を言われるかわからないような仕事はなかなかしにくいことがあるのです。ですが、我々の仕事を必要とされるお客さまはいらっしゃいます。相思相愛の仕事を真剣に一生懸命に取り組みます。あなたのジュエリーのお悩みを解決します。宝石リカット→https://j-ihara.jp/new_site/re-cut_polishes.html
